YOUTUBEで、天海祐希主演の「老後の資金がありません!」を観ました。
チャンネル主は、ベトナム人っぽいですが、時々海外の方が、日本のドラマや映画を配信してくれているのをYOUTUBEで発見して、楽しませていただいています。
天海祐希さん、私と同じ年、映画の舞台設定も天海さん自身の実年齢に近い感じでしたし、老後があと10年か15年かそこいらで来る、老後の暮らし、そのための生活費、貯金2千万問題もすごーーーーく気になっていたので、観れてよかった!配信者さん、ありがとう!
感想は、コミカルに描かれていたので、重くならずに楽しめました。
子供の結婚資金やら、親への仕送り、親の葬儀代の援助とか、50代は、出費も多いんですね。
そこへ、失業とかしちゃって、老後資金にと思っていた貯金額があれよあれよ、と減って行ってしまうのは、目の前真っ暗になりそうですが、映画は、キャラクター設定がコミカルで、最後は、夫婦揃って、シェアハウスに入居してそれが生きがいにも感じ、楽しく暮らすお話でした。
私が同じ立場だったら、自殺しちゃうかもしれません。いや、そんな勇気もないので無理かも。
私なんて、子供もいないし、親への仕送りもない、貯金はたいしてないけど、夫と二人の生活は贅沢は出来ないけどなんとか回っているし、そんなに心配するほどではないかも、なのに、先の見えないトンネルの中にいるような、明るさのない所にとどまっている感覚に40代後半から、50代のいままで、しんどかったです。
映画では、失業してやもなく、転職となり、たまたま触れることのできたシェアハウス風景が彼らの考えや暮らしに腑に落ちたので、持ち家を処分し、生活を変化させて、老後生活の不安を減らし、見通しを立てて行っていました。そこで終わり。
変化。
私も、去年の暮れに55歳での、キャリアチェンジ。
私の変化は、映画とは比べ物にならないほど、ほんのちょっと。
ほんの少しの変化ではあったけど、私には結構しんどい1カ月半でした。
でも慣れるものですね!
転職することで足場が出来たように感じます。
トンネルの先、それは何を意味していたのかも分からなく、
でもいまは、老後の生活が見えてくるってことが、トンネルの先?なのかもしれないと思っています。
埼玉の田舎で、毒親育ちだった私は東京での一人暮らしに憧れて、その夢を果たし、
手に職をつけ、小さくても自分の店を持つという夢も果たし、海外生活の夢も果たしました。それら、一つひとつが、トンネルの先だった。
玉の輿にのるって夢は果たせなかった(この先に果たせるかも?)けれど、(笑)
夢や目標を失ってしまっていたのかもしれません。
現在55歳、老後の夢を考えてみています。いまなんとなく、霞がかって見えてきたような、見えていないような、ぼんやりしたトンネルの先をもっと、具体的に想像して、現実にしていきたい。
2023年、年の初めに思ったこと、でした。